スケートボード競技の紹介 | アーリーウープ

日本ではスケートボード競技が盛んに行われています。スケートボードの多彩な種目を紹介します。

ストリートスタイル

路上の階段、手すり、スロープなどをモチーフにしたセクションで行う競技。 制限時間内にトリックとルーティーン(全体の流れ)の完成度を競います。

2017年 AJSA全日本アマチュア・スケートボード選手権より

パークスタイル

コブやアールなど湾曲したセクションで行う競技。 制限時間内にトリックとルーティーンの完成度を競います。

2016 SENDAI GAMESより

バート

巨大なバーチカルランプ(ハーフパイプ)で行われる競技。 滞空時間の長いエアーとトリックが魅力。 制限時間内にトリックとルーティーンの完成度を競います。

2016年 AJSA全日本アマチュア・スケートボード選手権 バート・オープンより

スラローム

並べたパイロンを交互に走るタイムアタック。 最も短い時間でゴールした選手が勝ち。 パイロンに接触するとペナルティータイムが加算されます。 スノーボードなどを削り出したオリジナル・スケートボードを使う選手ももいます。

2014年スケートボード北日本選手権より

スケートゲーム

先攻と後攻に分かれてトリックを出し合います。 相手の出したトリックを再現できないと負け。 オーリーを基本としたエアートリックで勝負します。 セクションが無い場所でも気軽に楽しめます。

2010年エス・スケートゲーム北日本予選より

ベストトリック

制限時間または指定された回数で最も難易度の高いトリックを成功させた選手が勝ち。 ハイリスクな大技で挑む必要があるので会場が盛り上がります。

2017年エレメント メイクイットカウントより

ハイオーリー

走高跳のスケートボード版。 1メートル以上の高さを飛ぶ選手もいます。

2014年スケートボード北日本選手権より

ミニランプ

高低差が1メートルくらいのランプでトリックを競います。 子供から大人まで楽しめる人気の競技です。

2017年アーリーウープカップより

フリースタイル

フラット路面で バランス感覚と表現力を競います。 スケートボードの中でも歴史ある競技。

2007年秋山勝利さんのデモ

採点方法

演技力を競う種目の採点方法を紹介します。 採点を平等に行うため「ハイ・ロー・カット」と呼ばれるシステムを採用しています。 3名以上のジャッジが採点を行い、最高ポイントと最低ポイントを無効にします。 中間のポイントを採用することで偏りを防ぎます。 ポイントは、技の難易度、完成度、会場の使い方、独創性などで評価されます。 会場の規模やセクション、参加者のレベル、天候などでも採点の基準が変ることがあります。 条件が異なる大会を点数で比較する事は出来ません。

採点の例
ジャッジA ジャッジB ジャッジC ジャッジD 合計
85 82 82 75 164

AJSA東北地区の様子5名ジャッジ、ハイローカット制を採用